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2023.07.01新しい家が完成するまでの流れは?家づくりの工程を紹介します!
新しい家が完成するまでの流れは?家づくりの工程を紹介します!

家づくりを行う際は、さまざまな工程が存在します。

中には施主も実際に関係する工程もありますので、家が完成するまでの工程についてはしっかりと把握しておく必要があります。

工程について把握し、スムーズな家づくりを実現しましょう。

そこで今回は、家が完成するまでの工程・流れについてご紹介します。

□家づくりを検討している方へ!着工するまでの工程をご紹介!

家づくりを行う際は、土地を見つけて資金計画と建築許可が出て、初めて着工準備ができます。

この章では、その着工準備について詳しくご紹介します。

まず、地盤調査をする必要があります。

地盤調査は、土地の地盤が弱い部分がないかを確かめるために行います。

施工会社やハウスメーカーを通して専門会社に調査を依頼します。

地盤調査が完了したら、地鎮祭を行います。

地鎮祭は建物を建てる予定の土地で行われ、神主に工事の無事を祈願してもらいます。

なお、地鎮祭には神主の他に、ハウスメーカーの担当者や作業員の方々も立ち合います。

また、地鎮祭が終わったら、近所への挨拶回りも行っておきましょう。

これは、工事中は騒音が発生し、近隣の人々に迷惑がかかりやすく、それに対してお詫びや理解を示してもらうために行います。

もし、地盤調査で地盤が弱いという調査結果が出た場合は、地盤改良工事を行います。

なお、地盤改良工事を行う場合は、先ほどご紹介した地鎮祭は、地盤改良工事の前に行うのが一般的です。

地盤改良工事にはいくつかの方法が存在しますが、必要な予算や強度によって、最終的には施主が決定します。

一般的には、建物の1階から屋根まで通る軸となる「通し柱」が位置する場所を中心として、地中深い所まで補強材を埋め込むという方法が使われます。

地盤改良工事が終了したら、地縄張りと遣り方を行います。

地縄張りは、建物が建つ位置を示すための作業であり、ビニールひもや麻ひもを使って行います。

この工程を経ると、施主にとって建物の面積の具体的なイメージがつくようになります。

地縄張りの後は、遣り方を行います。

先ほどご紹介した地縄張りの中で張った50センチほど外側に杭を打ち込んでいき、それぞれの杭をつなぐように板を張ります。

これらの杭や板は、今後行う基礎工事において基準となる重要なものです。

□基礎工事の工程をご紹介!

前の章でご紹介した工程が完了したら、基礎工事に入ります。

基礎工事の期間は約1ヵ月で、正確な作業が求められます。

ここからは、基礎工事について詳しくご紹介していきます。

まず、配筋検査を行います。

検査にかかる日数は約1週間です。

配筋検査では、鉄筋が正しく配置されているかどうかの確認をします。

特に、鉄筋の太さや間隔、数量などを確認します。

検査結果が出たら、施主にも通知がされますので、しっかりと確認しておきましょう。

配筋検査が完了し、合格したら土間コンクリートを実施します。

この工程にも約1週間かかります。

この工程では、地盤面全体をコンクリートで埋めます。

コンクリートを流す際は、事前に型枠を作り、そこにコンクリートを流します。

コンクリートを流し終えたら、雨に当たらないように養生し、コンクリートを固めます。

基礎工事自体はこれで完了ですが、その後仮設足場の建設や家の素材に合わせた材料の積み上げも行われます。

これらは2週間ほどで完了します。

□上棟と仕上げの工程をご紹介!

基礎工事が完了したら、いよいよ上棟です。

この工程を踏むと、家の形が明確になってきます。

具体的な流れを見ていきましょう。

まず、上棟前に上棟式を行います。

地鎮祭と同様の雰囲気で行われますが、省略されるケースも多いです。

上棟式を終えたら、上棟に入ります。

上棟には、約1ヵ月の期間を要します。

まずは土台からしっかりと組み上げていき、柱と梁を1本ずつ組み立てます。

また、上棟には人手が普段よりも多く必要になるため、にぎやかな現場になります。

木工事と呼ばれる作業も行われます。

この工程では、木材を組み合わせて柱や骨組み、壁、床などを作り、断熱材を入れます。

そして、電気工事やサイディングの取り付けも行われます。

電気工事では、家中に電気を張り巡らせます。

サイディングの取り付けでは、外壁の外側に外装材を取り付けます。

上棟が完了したら、仕上げに入ります。

仕上げでは、内装工事と外装工事を行います。

内装工事では、階段やフローリング、ドアを設置したり、内装の壁紙工事も行ったりします。

内装工事後には、外装工事を行います。

外装工事では、塀や駐車場など、建物の外の工事を行います。

この工程が完了したら、家自体は完成です。

その後、施主検査を経たら、引き渡しになります。

□まとめ

家が完成するまでの工程は、大きく分けて着工準備、基礎工事、上棟・仕上げです。

それぞれの工程には、細かな作業があり、施主も関与する工程もいくつかあります。

そのため、ハウスメーカーの担当者や作業員の方々に完全に任せきるのではなく、自分たちでもしっかりと家づくりの工程に関心を持つようにしましょう。

また、何か家づくりに疑問がある方は、当社であれば無料で何でも相談が可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。