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2019.12.03風の通る家
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風の通る家

風の通る家

風通しの良さは、快適な住まいについて考える上で

決して外せない要素です。

特に湿度の高い日本の夏は住まいの中に湿気が

溜まりやすく、不快なだけでなくカビの発生

リスクも高まります。

外から入った風が住まいの中の全ての部屋に

しっかり行き渡り再び外へ出ていけるよう、

間取りと窓の配置に工夫が必要です。

また、風通しの良さが必要になるのは暑い

季節ばかりではありません。

日照時間の短い秋や冬は、洗濯物を部屋干し

する方も多いのではないでしょうか。

この時、洗濯物を置いた部屋の風通しが確保

できていれば、湿気を籠らせることなく早く

乾かすことができます。

近ごろのエアコンや空気清浄機の性能の向上は

目覚ましいものがありますが、やはり自然の風の

心地よさ、換気による空気の清浄効果には

機械では代用できないものがありますし、自然の

力を利用することで、電気代、エネルギーの

節約にもなりますよね。

風の通る家は、快適でエコな家なのです。

では、風の通る家とはどんな家なのか?

実際の家づくりの中で考慮される、具体的な

チェックポイントを見て行きましょう。

*風通しの鍵を握るのは窓*

まず、密室である住居の中に風通しを

生み出すのは窓です。

窓が2つあれば、片方の窓から入った風が

もう片方の窓へ抜けることで、自然な風の

通り道が生まれます。

 また、住まいは一つの空間ではなく

いくつかの部屋に分かれています。風通しと

いう面でみると、それぞれの部屋に2つ窓が

あるのが理想的と言えます。

窓が1つだけの部屋ですと、せっかく外から

入った風が抜けていかず中に籠ってしまうため

風も生まれず、中の空気もうまく外に逃せません。

こういう部屋に風を通すためには、ドアを開ける

必要があります。快適に過ごすためとは言え、

ドアを開けっ放しにするというのはプライベート

空間としてちょっと困るという人も多いのでは

ないでしょうか。

1つの部屋に、風が入る場所と出ていく場所の

両方を作っておくことで、ドアを閉じたままでも

しっかりと風が通すことができます。

また、窓以外の要素として、2階建以上の住宅で

あれば、階をまたいだ「吹き抜け」部分を作ることで、

下階からから上階へと風の流れを生み出すことが

できます。1階の窓を通して外から入ってきた

空気が吹き抜けを登り、2階の窓を通って

再び外へ出る…という風のルートが生まれるので、

特に夏場、上にたまる習性のある暖かい空気を

外に逃がし、快適に過ごすことができます。

*窓のデメリットも考慮して*

ならば、それぞれの部屋に窓を2つずつ配置

すれば良い…となりそうですが、実はそう

簡単ではありません。

窓の配置には様々な制約や条件があるのです。 

1つは、日照の問題です。窓には、風を通す

以外にも日光を部屋に取り入れる役目が

あります。

どの部屋にどの角度から日を当てるのか。

日光の角度は時間帯によっても変化します。

どんなに風通しが良くても、一日中日が

照りつける部屋や、逆に全く直接光が入らない

部屋は、快適とは言えませんよね。

暮らしのスタイルに合わせて、適切な時間に

適切な量の光が入るよう大きさやを位置を

計算するのも、窓の配置を考える上で非常に

重要な要素です。

また、窓の位置は近隣からのプライバシーが

確保できるところでなければなりません。

せっかく窓があっても外から中が丸見えになって

しまうような位置だと、窓をあけて換気を

しようという気は起こりませんよね。

他にも、家具の位置に対する配慮も必要ですし、

防犯を考える上でも窓の配置は重要です。

空き巣被害の多くが、窓からの侵入によるものだと

されています。

*免震と窓の関係*

さらにもう一つ見逃しがちなポイントとして、

窓と免震性の関係が挙げられるでしょう。

風通しの良さは、快適な住まいについて考える

上で決して外せない要素です。

特に湿度の高い日本の夏は住まいの中に湿気が

溜まりやすく、不快なだけでなくカビの発生

リスクも高まります。

外から入った風が住まいの中の全ての部屋に

しっかり行き渡り再び外へ出ていけるよう、

間取りと窓の配置に工夫が必要です。

また、風通しの良さが必要になるのは暑い

季節ばかりではありません。

日照時間の短い秋や冬は、洗濯物を部屋干し

する方も多いのではないでしょうか。

この時、洗濯物を置いた部屋の風通しが確保

できていれば、湿気を籠らせることなく早く

乾かすことができます。

近ごろのエアコンや空気清浄機の性能の向上は

目覚ましいものがありますが、やはり自然の風の

心地よさ、換気による空気の清浄効果には機械では

代用できないものがありますし、自然の力を利用

することで、電気代、エネルギーの節約にも

なりますよね。

風の通る家は、快適でエコな家なのです。

では、風の通る家とはどんな家なのか?

実際の家づくりの中で考慮される、具体的な

チェックポイントを見て行きましょう。

*風通しの鍵を握るのは窓*

まず、密室である住居の中に風通しを生み出すのは

窓です。

窓が2つあれば、片方の窓から入った風がもう

片方の窓へ抜けることで、自然な風の通り道が

生まれます。

 また、住まいは一つの空間ではなくいくつかの

部屋に分かれています。風通しという面でみると、

それぞれの部屋に2つ窓があるのが理想的と言えます。

窓が1つだけの部屋ですと、せっかく外から入った

風が抜けていかず中に籠ってしまうため、風も

生まれず、中の空気もうまく外に逃せません。

こういう部屋に風を通すためには、ドアを開ける

必要があります。快適に過ごすためとは言え、

ドアを開けっ放しにするというのはプライベート

空間としてちょっと困るという人も多いのでは

ないでしょうか。

1つの部屋に、風が入る場所と出ていく場所の両方を

作っておくことで、ドアを閉じたままでもしっかりと

風が通すことができます。

また、窓以外の要素として、2階建以上の

住宅であれば、階をまたいだ「吹き抜け」部分を

作ることで、下階からから上階へと風の流れを

生み出すことができます。

1階の窓を通して外から入ってきた空気が吹き抜けを

登り、2階の窓を通って再び外へ出る…という風の

ルートが生まれるので、

特に夏場、上にたまる習性のある暖かい空気を

外に逃がし、快適に過ごすことができます。

*窓のデメリットも考慮して*

ならば、それぞれの部屋に窓を2つずつ配置すれば

良い…となりそうですが、実はそう簡単では

ありません。

窓の配置には様々な制約や条件があるのです。

1つは、日照の問題です。窓には、風を通す以外にも

日光を部屋に取り入れる役目があります。

どの部屋にどの角度から日を当てるのか。

日光の角度は時間帯によっても変化します。

どんなに風通しが良くても、一日中日が照りつける

部屋や、逆に全く直接光が入らない部屋は、

快適とは言えませんよね。

暮らしのスタイルに合わせて、適切な時間に適切な

量の光が入るよう大きさやを位置を計算するのも、

窓の配置を考える上で非常に重要な要素です。

また、窓の位置は近隣からのプライバシーが確保

できるところでなければなりません。せっかく窓が

あっても外から中が丸見えになってしまうような

位置だと、窓をあけて換気をしようという気は

起こりませんよね。

他にも、家具の位置に対する配慮も必要ですし、

防犯を考える上でも窓の配置は重要です。

空き巣被害の多くが、窓からの侵入によるものだと

されています。

*免震と窓の関係*

さらにもう一つ見逃しがちなポイントとして、

窓と免震性の関係が挙げられるでしょう。

窓の数を増やしたり、むやみに大きくすると、

壁の補強材が占める面積が減少するため、

その分どうしても免震性が低下してしまいます。

住まいの安全は何よりも優先されるべきもの。

窓の位置を考える上でも、免震性の確保には

十分配慮したいものです。

*窓の配置の難しさ*

このように見ていくと、風通しばかりを意識して

どんどん窓を配置してしまうと、別の理由で

快適とは言えない家になってしまう可能性がある、

ということがお分かりいただけると思います。

風通しがよく快適に過ごせる部屋を作るには、

窓の持つマイナス面にも配慮しながら、慎重に

窓の配置や大きさ、間取りを設計する必要があります。

*理想的な「風が通る家」を作る*

理想的な「風が通る家」とはどんな家なのか?

そこに絶対的な正解はありません。

その家が建つ土地の気候、周囲の環境、そして

何より住む人のライフスタイルに合わせて、

答えは全く違うものになるからです。

レガロデザインでは、

お客様一人ひとりの生活に向き合いながら、

理想の住まいづくりのお手伝いをしております。

快適な家づくり、私たちにお任せください。