Column
「デッドスペースができるのを避けたい」
「空間を上手に使った家づくりがしたい」
このような考えをお持ちの方は多いでしょう。
そのような方におすすめなのが、フリースペースです。
この記事では、2階におけるフリースペースの活用方法と設ける際のコツについて解説します。
家を建てようかご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
フリースペースはさまざまなことに活用できることが最大のメリットです。
それでは、このスペースはどのような活用方法があるのでしょうか。
1つ目は、本を読む場所です。
家族が持っている本や雑誌を1ヵ所にまとめることで、親と子供の間でさまざまな本を共有できるため、新しいことを発見したり知らない分野に興味を持てたりします。
家族同士のコミュニケーションのきっかけにもなるため、家族の絆をより深められるでしょう。
階段の踊り場に造作棚や机を設置し、座りながら本を取れるようにすると、空間を有効活用できることに加えて、使い勝手が良い場所にできます。
2つ目は、趣味専用の場所です。
集中して作業したいときや、楽器を弾きながらくつろぎたいときに趣味専用の場所で自分の好きな時間を過ごせます。
趣味専用の場所を設ける際は、階段の周りに少し広めのスペースをとり、造作テーブルを備え付けることがおすすめです。
開放的な空間でありながら、1人の時間を楽しめるので、個室とは違った魅力を感じるでしょう。
3つ目は、子供専用の場所です。
お子様をリビングで遊ばせているご家庭は多いのではないでしょうか。
もちろんリビングでも遊べますが、おもちゃの収納場所でお困りの方は多いでしょう。
そのような方は子供専用の場所を設けて、そこで思う存分遊ばせることがおすすめです。
子供専用の場所は、お子様が成長した際にお子様の部屋にしたり、間仕切り家具や間仕切り壁などで空間を仕切って2室にしたりできます。
いくつかのコツを押さえると快適なフリースペースができあがります。
そのコツについては、以下をご覧ください。
1つ目は、階下からの視線を遮って、適度にプライバシーを確保することです。
上階のロフト部分を活用した場合は、階下から丸見えになってしまう可能性もあります。
お子様を見守りたいのであれば、それでも良いですが、他の利用目的の場合は適度に目隠しを設けることがおすすめです。
階下に来客があったとしても、上階への視線を遮ることで、来客を気にせずに過ごせます。
2つ目は、冷暖房や明るさをしっかり確保することです。
フリースペースは、お子様が遊んだり、仕事をしたり、勉強をしたりと、さまざまなことに使います。
もしその場所が暗かったり、適度な温度を保てなかったりした場合は居心地が悪く、快適だとは言えません。
日中に使用する場合は、窓を設けて日差しで部屋全体が明るくなるようにすると良いでしょう。
また、頻繁に使用する場合は冷暖房を設置しましょう。
冷暖房がないと夏は暑く、冬は寒い空間になってしまうため、だんだんそのスペースを使わなくなり、無駄なスペースになってしまう可能性があります。
そのような事態を防ぐために、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようにすることがおすすめです。
3つ目は、開放的な空間にすることです。
2階部分にフリースペースを設ける際に1階から視線が抜けるようにすると、上下階がつながり、空間が広く見えるようになります。
さらに、上階にいる人と下階にいる人でコミュニケーションを取れるため、家族同士のコミュニケーションが増えるでしょう。
4つ目は、少しの空き空間を有効活用することです。
家づくりをする際にどこかしらにデッドスペースができる可能性があります。
デッドスペースができた場合は、少しの空き空間でも、フリースペースにすることがおすすめです。
例えば、階段脇にデッドスペースができた場合、少し昼寝をしたり、お子様が遊べるスペースにしたりすると良いでしょう。
また、階段の踊り場をフリースペースとして活用する方法もあります。
階段をスキップフロアのようにして、踊り場の部分をフリースペースとして活用します。
他の空間と兼用させることで、2つの役割で使えるため、空間を有効活用できます。
当社では毎日を自分楽しく、楽しむための空間創りを提供しております。
家を建てようとご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
この記事では、2階におけるフリースペースの活用方法と設ける際のコツについて解説しました。
2階の空いた空間を上手に活用して、本を読む場所や趣味専用の場所、子供専用の場所にすることがおすすめです。
このようなスペースを設けることで、家族同士のコミュニケーションが増えたり、より快適な家になったりと、さまざまなメリットが得られます。
また、フリースペースを設ける際は、適度にプライバシーを確保したり、冷暖房や明るさを確保したりするなどのコツを押さえておくと、満足のいく家づくりができるでしょう。