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2023.04.04四角い家をおしゃれな外観にするためのポイントとは?紹介します!
四角い家をおしゃれな外観にするためのポイントとは?紹介します!

家づくりは、人生でそう多く経験することではありません。

そのため、多くの方が、できるだけおしゃれな家を建てたいと考えているでしょう。

四角い家は、あまり多く見られる家のタイプではありませんが、おしゃれな形状の家の一例です。

そこで今回は、四角い家の外観をおしゃれにする方法をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

□四角い家のメリット

・スタイリッシュ

縦と横の直線のみで構成されており、独特のスタイリッシュさをもっています。

かっこよさに定評のあるモダンテイストや、優しい印象のナチュラルテイストなど、さまざまなテイストと相性が良いのも採用しやすいポイントです。

主張も激しすぎず、ほどよいインパクトのあるデザインなので、周囲の景観にもマッチしやすいです。

・コストを抑えやすい

凹凸の少ないシンプルなデザインは、余計な手間や材料を使わないので、コストパフォーマンスの良い家づくりができます。

豪華な装飾を使わなくてもおしゃれに仕上がるので、その分の費用を設備や内装に回せるでしょう。

・構造的に安定している

構造的に安定しやすいという利点もあるので、耐震性も優れています。

・土地を有効活用できる

四角い家は上下階の形が同じ「総二階」になるので、デッドスペースが少なく、土地を有効活用できます。

総二階の住宅は、建ぺい率や容積率の上限まで床面積を確保しやすい点もメリットです。

正方形・長方形の家なら間取り配置もしやすく、無駄のない家づくりが可能です。

□おしゃれな四角い家の外観アイデア

・軒天デザインを工夫したアイデア

玄関方向にだけ木目調の軒天を張り出させた四角い家のアイデアがあります。

家を訪れた人にとって、軒天の木目がアクセントになるだけでなく、雨を凌げるような作りになっていることは、デザイン性と実用性を兼ね備えていると言えるでしょう。

・中庭のあるデザイン

中庭はプライベートな空間のように感じられますが、近所から見られる可能性が高い空間でもあります。

そのため、斜めに高さを調節し、中庭だけでなく2階に光を取り入れるように工夫することで、周囲からの視界を遮り、家の中にも日光を取り込めるようになります。

・ロビーのあるデザイン

家を建てる際には、屋根付きの駐車場が欲しいと考えている方も多いのではないでしょうか。

駐車場が玄関から離れてしまうと、荷物を出し入れするときや、雨が降っている時に困ってしまいます。

ロビー付きの四角い家にすることで、玄関先に車を横付けし、荷物の出し入れを簡単にできるようになります。

□四角い家を建てる際のデメリット

*雨や日射熱を受けやすい

四角い家には工夫しない限り、軒がありません。

そのため、外壁が雨の影響を直接受けたり、直射日光が室内に入り込んだりしやすい家です。

特に、二階部分に当たる部屋は、屋根や外壁にあたる雨音が室内に響いてしまうということもよくあります。

対策をしなければ、直接太陽熱が室内に伝わり、暑くて暮らしにくい家になってしまうこともあります。

窓に「ひさし」を用意したり、消音材や吸音材を設置したり、断熱性を高めるために優れた断熱材を使用したりするなどの対策が必要です。

*外壁や屋根が老朽化しやすい

雨や直射日光が当たり続けてしまうと、外壁に大きな影響があります。

軒がある家と比べると、外壁シーリングが劣化しやすい点が挙げられています。

また、屋根が平らなことが多く、雨水が流れにくいので、屋上の防水対策を十分にしなければ雨漏りしてしまう可能性もあります。

このような影響を最小限に抑えるためには、外壁や屋根の素材をこだわって選ぶことが大切です。

例えば、金属系サイディングは衝撃に強く、耐久性や断熱性が高いという特徴があります。

雨水の浸入を防げるので、四角い家の外壁材や屋根材におすすめです。

*ランニングコストがかかりやすい

家が劣化しやすいということは、メンテナンス費用のようなランニングコストが多くかかってしまうということです。

例えば、金属系サイディングの場合10年を目処に外壁塗装を行ったり、シーリングは5年から10年を目安として打ち返しをしたりする必要があり、一般的な住まいよりもメンテナンスコストがかかる傾向があります。

また、塗装をする際、耐用年数が長く、防錆性や遮熱性に優れた塗料を選ばなければ、耐久性は10年ももちません。

さらにメンテナンスコストがかかってしまう可能性があります。

家を建てる際の建築コストを抑えられても、ランニングコストが高くなってしまっては、長い目で見た時に総合的な費用は多くかかってしまうということになります。

住み始めてからのトータルコストを比較して四角い家を建てるかどうか検討しましょう。

□まとめ

四角い家には、「スタイリッシュ」「コストを抑えやすい」「メンテナンス性で有利」「土地を有効活用できる」といった魅力があります。

しかし、雨や直射日光の影響を受けやすかったり、外壁や屋根が劣化しやすかったりするなどのデメリットがあるので、それらも考慮したうえで四角い家にするかどうかを検討しましょう。

おしゃれな四角い家を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。