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2023.08.31高気密高断熱住宅を実現する上での指標となるq値とは?計算方法もご紹介!
高気密高断熱住宅を実現する上での指標となるq値とは?計算方法もご紹介!

近年、夏は30度を超えるような暑さが続いており、逆に冬は肌寒い日々が続いていますよね。

そんな時でも快適に過ごせる環境として、高気密高断熱住宅があります。

また、高気密高断熱住宅であることを確認する基準の1つとして、q値という数値があります。

今回は、q値の特徴や計算方法を紹介します。

これから高気密高断熱住宅を建てたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

□高気密高断熱住宅におけるq値とは?

q値とは、熱損失係数のことで、q値の「q」は英語の「quantity」から来ています。

具体的に申し上げると、q値は、「熱量の室外への逃げやすさ」の数値となっています。

この数値は、室内と室外の温度差が1度の時、家全体から床面積1平方メートルあたりに1時間で逃げ出す熱量がどのくらいになるかを示しています。

なので、q値の数値が高ければ断熱性能が低く、数値が低ければ断熱性能が高いことが分かります。

また、高気密高断熱住宅とは、隙間を減らして断熱性能を高めることにより、冬は暖かく、夏は涼しく室温を保つ住宅です。

このように、q値は高気密高断熱住宅を判断する時に欠かせない数値となっています。

そして、q値以外にもua値やc値も高気密高断熱住宅の数値に使われます。

次の章では、それぞれの特徴と計算方法を紹介します。

□q値、ua値、c値の計算方法をご紹介!

計算方法を紹介する前に、ua値とc値の特徴も見ておきましょう。

*ua値とは

ua値は、断熱性能の基準である外皮平均熱貫流率を表した数値です。

室内と室外の温度差が1度ある時に、家全体で外皮1平方メートルあたり、熱がどのくらい逃げるかを表しています。

また、q値と同様、数値が高ければ断熱性能が低く、数値が低ければ断熱性能が高いです。

*c値とは

c値は、気密性能の基準である隙間相当面積のことです。

具体的に申し上げると、家全体の中でどのくらい隙間があるのかを示すもので、数値が大きいほど気密性が低く、数値が低いほど気密性が高いということになります。

ここまで、q値、ua値、c値それぞれの特徴を紹介してきましたので、ここからは具体的な計算方法をそれぞれ紹介します。

*q値の計算方法

q値は、総熱損失量を床面積で割ると求められます。

これは、換気と外皮によって屋外に漏れる温度当たりの熱損失量を床面積で割ったものです。

q値は、外皮だけでなく換気による熱量の損失も考慮するので、冷暖房を含めた家全体の断熱性能を知りたい時に使える計算方法です。

一方で、形状が同じ建物の場合、延べ床面積によってq値が変化してしまうというデメリットがあります。

そのため、最近ではこれから紹介するua値が省エネ基準として採用されるようになりました。

*ua値の計算方法

ua値は、総熱損失量を外皮表面積で割ることによって求められます。

より詳細に解説すると、屋根や外壁、床や窓など、家の中と外の境界線となる外皮から逃げる外皮熱損失量を外皮表面積で割るということです。

また、この外皮熱損失量に換気熱損失は含まないので、冷暖房を含めた断熱性能を知りたい時には先ほど紹介したq値の計算方法を使います。

現在の日本で定められている断熱基準は地域によって異なります。

ただし、東京や大阪などではua値が0.6W/平方メートル・Kであれば高性能となります。

*c値の計算方法

c値は、住宅全体の隙間の面積を延べ床面積で割ることによって求められる数値です。

c値が高ければ家全体の隙間が多いため断熱性能が低く、逆に低ければ家全体の隙間が少ないため断熱性能が高いことが分かります。

□これからの家づくりは気密性や断熱性を意識しよう!

ここまでq値、ua値、c値の特徴と計算方法をそれぞれ紹介してきましたが、これからの家づくりにおいては、設備やデザインのみならず、省エネ面や住みやすさも意識して、気密性や断熱性に着目する必要があります。

そのため、今回紹介した特徴や計算方法は、これから家づくりをする際にも知識として必要になってきますし、ハウスメーカーを選ぶ上での参考にもなります。

当社は、今回紹介したc値の基準において、より厳しい基準を設け、全棟気密測定によって性能を確認しており、大手ハウスメーカーにも負けない気密性能の高い住まいを提供いたします。

また、「HEAT20 G2」を基準とした超高性能で、省エネを意識した家づくりも行っており、断熱性能に関しても最高ランクのお住まいを実現できます。

夏はより涼しく、冬はより暖かく、家の中で快適に過ごしたいという方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

□まとめ

q値、ua値、c値はそれぞれ、高気密高断熱住宅を判断する時に欠かせない数値です。

そのため、q値、ua値、c値それぞれの特徴や計算方法をしっかりと把握しておくことによって、これからの家づくりで高気密高断熱住宅を建てたいという時の参考にしてください。