お客様の声

Works

TOP > お客様の声 > 好きな家具と暮らすための“白いハコ”

好きな家具と暮らすための“白いハコ”福岡県福岡市/K様邸/4人

好きな家具と暮らすための“白いハコ”

リビングに設置したデンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンのフック。グレーチングの“天窓”から優しい光が注ぐ

Data

  • スタイル
    haco+
  • 延床面積
    1F/33.95㎡、2F/36.43㎡、3F/36.10㎡
  • 構造
    木造3階建て

Owner's story

狭小地を感じさせない
光に包まれた空間

都心部にアクセス良好な住宅街に居を構える3階建のKさん邸。目の前は車通りの多い道路だが、一歩中に入るとそこには静謐な空気が満ちている。

宅地はもともと別のハウスメーカーが売り出していた22坪の狭小地。隣家との距離も近く彩光の方法も限られるが、室内は驚くほど明るい。「最初の打ち合わせでリクエストしたのが“明るい家にしたい”ということ。3階に大きな窓を設け、その下の廊下を格子状にする提案をいただいたことで、細長いリビングの奥まで光がまわる空間になったんです」とご主人。格子状の資材は半透明FRP製の「グレーチング」と呼ばれるもので、3階の窓から入ったたっぷりの光を優しく和らげリビングに届ける。階段の窓も通常より低い位置に設けることで、リビングに光と風が抜けるような道を作り出している。また、個室以外はドアを設けずすっきりさせたことも抜けの良さを感じる一因だろう。

Kさん邸で目を惹くのがヨーロッパの気配を感じる家具たち。ミッドセンチュリーの名作から北欧の巨匠のアンティークまで、白壁に引き立てられた一角はさながらインテリアショップのよう。インテリアショップや雑貨店で働いていた奥さまが結婚前から集めてきた家具を、リペアしながら大切に使い続けているのだとか。

「予算との兼ね合いもあるし、存在感のある家具もあるし、家は“白いハコ”のような存在でいいやと思っていました。だからカスタマイズで迷ったら『白で』とか『1番ベーシックなやつで』って(笑)。でもその標準仕様のものも住んでみると予想外に良かったんですよね」(奥さま)。

「なかなか難しい条件の宅地、こだわりの強い夫婦で大変だったかと思いますが、担当の方の対応力に助けられましたね。あれこれ細かく言わなくてもこちらの意図をちゃんと汲み取ってくれるというか。帰りの車中で『よくあの説明で理解してくれたよね』とよく会話にのぼっていました。多分、REGALOさんじゃなかったらここまで納得できる家は建ってなかったんじゃないかな」。そうご主人は笑いながら家づくりを振り返った。

Gallery

好きな家具と暮らすための“白いハコ”

ソファ横の収納BOX兼オットマンは長年探し求めていたもの。中にはさまざまなテーブルクロスを収納する。ベランダではハーブ栽培のほかBBQも楽しんでいるという。

  • 左:3階の壁に大きな窓を2つ設け、その下の廊下をグレーチング構造にした/右:3階から届いた光が天窓のように部屋の奥を照らす

     

  • 横長の窓や“天窓”のほか、階段の踊り場に設けた小窓が部屋全体の開放感の演出に効いている

  • 簡素にまとまった長女の部屋。横長い窓からこもれる光も相まって、修道院の宿舎のような静かな空気が流れる

  • 1階の寝室。「好きなものに囲まれよく眠れる」(奥さま)のだとか。ランドリールームや洗面所にもつながる動線も気に入っている

  • 息子さんの部屋の一面は、バスケットのボールの色をモチーフにしてオレンジの差し色に。クローゼットの扉はあえて設けず、すぐ収納できるようにした

  • 3階に上がってすぐの死角に設けた“ホール”がご主人の書斎スペース。北向きの程よい採光で、空を切り取ったような眺めがお気に入りだとか

  • 左:階段の低い位置に小窓を設けることで抜けのいい空間に/白壁にヴィンテージ家具やアート作品が映える

  • 左:細長い敷地を生かし、ランドリールーム&ユーティリティルームをたっぷりと設ける/シルバーを効果的に配したトイレ

  • 左:キッチンや洗面所は標準仕様だが十分な満足感/外壁はシンプルなフラットウォールを採用。外観の印象より中は広く感じる

好きな家具と暮らすための“白いハコ”

愛犬との暮らしもより自由に、快適になったという