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家づくりを考える上で、最初の土台となるのが土地の条件。
まず土地探しといえば立地を重視して考え始めるのが一般的です。
職場や街中に近く、買い物に行くにも、遊びに行くにも便利で
徒歩や自転車、公共交通機関でどこにでもアクセスできるのは都会暮らしの魅力。
そんな、人気が高く利便性も高い都会の中心地では、
土地の価格が高い、もしくはそもそも、土地自体が余っていないという事情もあり
家づくりにもならではの制約が生まるのも確かです。
一般的に言って、交通の便のいい中心部に近づけば近づくほど土地は狭くなります。
決める上でまず何より大切なのは、住まいに求める様々な条件に優先順位をつけることです。
優先順位を決める
一口にマイホームと言っても、そこに求めるものは人によって様々です。
リラックスして過ごせることなのか。
それとも、趣味を存分に楽しめることなのか。
子供や家族の快適さなのか。
スムーズに家事を行えることなのか。
優先順位をしっかりと定めることで、「私たちらしい暮らし」が、ぐっと現実的になります。
間取りを工夫する
家の住みやすさ、暮らしやすさのカギを握るのは、なんといっても間取りです。
例えば、「都会に家を建てる」という場合は、狭い土地に家を建てるため、間取りのレイアウトに工夫が必要になります。
吹き抜けを作る、廊下は排除する、角に窓を配置するなどして、広がりのあるリラックス空間を作ることができたり、
また、各階を行き来して暮らすことになるため、一番使用頻度の高い部屋を下の階に、低い部屋を上の階に配置したり、
例えば、車を置くガレージが絶対に必要なのであれば、自ずと1階のスペースの大半はガレージで埋まり、
残りのスペースをどう使うか、という発想になります。
その中でも「家族だんらんできる空間」が優先事項なのであれば、
LDKを1階に目一杯広くとり、浴室やトイレを2階や3階に配置するのもありです。
「子供が快適にすごせる」を優先するなら、プライベートを確保しやすい2階に子供部屋を確保する必要があるでしょうし、
家事をこなす上での利便性を優先するなら、家事動線を確保するため、浴室やランドリースペース、バルコニー、キッチンを固めて配置する…
といったように設計します。
また、「狭い」ことも、必ずしもマイナスな点ばかりではありません。
掃除がしやすいこと、家族同士の距離が近いこと。
温度管理がしやすいことなども、占有面責の小さい家ならではのメリットだと言えるでしょう。
このように優先順位に合わせて間取りを組むことで、狭いスペースでも不自由なく、快適に過ごせる空間が出来上がります。
従来マイホームといえば、庭付きで広くて…といった機能性ばかりが重視されてきました。
しかし価値観が多様化した現代では、機能性や広さなどの単純なスペックよりも
「いかに自分らしく、ご家族らしく暮らせるか」が、
良い家の条件だと私たちは考えています。
一生に何度とない家づくりで、そんな「あなたらしさ」を叶える家づくりをぜひ考えてみませんか。
私たちレガロデザインは、ひとつひとつお客様のご希望をお伺いし
ご納得のいくお家づくりのお手伝いをしております。
ぜひお気軽にご相談下さい。