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セカンドリビングは、様々な用途に活用できます。
特に、二階にセカンドリビングを設ければ、家族だけでくつろげる空間やお子さんの遊び場に活用できることも。
今回は、二階にセカンドリビングを設けるメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
メインのリビングだけじゃ物足りない方、もう少し家の中にプライベート空間が欲しいという方は、ぜひ最後までご一読ください。
まず、二階にセカンドリビングを設けるメリットを見ていきましょう。
1.多目的に活用できる
セカンドリビングは自由度が高く、様々に活用できます。
例えば、畳を敷いてくつろげるようにしたり、書棚やベンチを置いてライブラリーにしたりするなど、活用方法は様々です。
2.家族だけで使えるプライベート空間になる
客間として活用するリビングは、自宅の中とはいえよそ行きの空間にも感じますよね。
一方で、ゲストの目が向かない2階のセカンドリビングでは、昼寝をしていたり、少し散らかっていたりしてもそこまで気にする必要がありません。
家族だけでゆっくりくつろげます。
3.廊下のデッドスペースを活用できる
普通なら廊下としてしか使えない2階ホールを活用することもできます。
例えば、壁際に本棚やカウンターを置くだけでも、立派な書斎になります。
4.吹き抜けで家族をつなぐ
吹き抜けにセカンドリビングが面していると、家族の気配を感じられます。
例えば、2階のセカンドリビングでお子さんが遊んでいて、ご飯ができたら1階に降りていくという風景も想像できますよね。
5.バルコニーと一体で使える
セカンドリビングに大きなスペースを設けなくても、バルコニー続きにしていると、開放的な空間を実現できます。
また、セカンドリビングに部屋干しスペースを設ければ、万が一雨が降ってきても、バルコニーに干していた洗濯物を簡単に避難させられます。
6.可変空間として活用
お子さんがいらっしゃる場合は、セカンドリビングを寝室と子供部屋と続くようにして、大きな部屋にしたり、逆に2室としても活用したりできます。
ここまで、6つのメリットを紹介してきましたが、二階にセカンドリビングを設けるデメリットも存在します。
デメリットも理解した上で、二階にセカンドリビングを設けることを検討しましょう。
セカンドリビングを設ける目的がないと、物置になってしまう可能性があります。
メインリビングで事足りるから結局使わなくなった、なんてことも。
セカンドリビングを最大限活用するためにも、事前にレイアウトやデザインを検討しておきましょう。
セカンドリビングの設置には多額の費用がかかります。
取り入れる設備や設置する場所によって費用は異なりますが、200万円から500万円が相場です。
セカンドリビングを設けると、その分他の部屋が狭くなってしまう可能性もあります。
そのため、他の部屋との兼ね合いも意識しながら広さや間取りを決めるようにしましょう。
セカンドリビングの失敗例としてよくあるのが、生活動線がスムーズでないことです。
生活動線や家事動線のことを考えていないと、家の中を行ったり来たりしないといけないので、ストレスを感じてしまう可能性も。
セカンドリビングを設ける時は、家族の生活も頭に入れながらスムーズな動線を心がけましょう。
ここまで、メリットとデメリットをそれぞれ紹介してきましたが、セカンドリビングのイメージは膨らんできたでしょうか。
この章では実際の活用例を紹介するので、すでにセカンドリビングを設けたいとお考えの方も、いくつかのアイデアとしてぜひ目を通してくださいね。
まず、二世帯住宅にお住まいの方には、セカンドリビングがおすすめです。
いくら親子と言っても、自分たちだけの時間を過ごしたい事もありますよね。
そんな時にセカンドリビングを設ければ、ゆったり過ごせます。
また、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭にも、セカンドリビングを設けると便利です。
セカンドリビングがお子さんの遊び場となります。
もちろん、メインのリビングを遊び場にもできますが、散らかったおもちゃを片づけるのが億劫になったり、急な来客に対応するのが大変だったりすることも。
なので、セカンドリビングをお子さんのプレイルームとして活用してしまいましょう。
そして、近年多くなってきているテレワークが主流となっている方にも、セカンドリビングはおすすめです。
セカンドリビングを設ければ、仕事や勉強に集中できる環境として活用できます。
二階にセカンドリビングを設けると、家族だけのプライベート空間として活用できます。
特に、二世帯住宅にお住まいの方で、親子間の距離を少しだけ離したいという場合はおすすめです。
また、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合も、セカンドリビングをお子さんの遊び場に変身させられることもあります。
このように、ご家庭の状況や考えに合わせて、二階にセカンドリビングを設けることを検討してみてくださいね。