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2023.04.23家のコンセプトを決めるのは重要?コンセプトを決めて家づくりをスムーズにしよう!
家のコンセプトを決めるのは重要?コンセプトを決めて家づくりをスムーズにしよう!

家づくりのアイデアを考える中で、難航して最初から間取りや取り入れたい家具を考え直している方はいませんか。

なかなか家づくりが進まないという方には、今からでも家づくりのコンセプトを決めることをおすすめします。

今回は、家づくりのコンセプトについて決めておくメリットと重要なポイントをご紹介します。

□家づくりのコンセプトを決めるメリット

家づくりのコンセプトを決めなくても家づくりは可能です。

ただ、コンセプトを決めておくことで、家づくりをよりスムーズに進められるのです。

他にもメリットがあるのでご紹介します。

1つ目のメリットは、家づくりの目安になることです。

家のコンセプトを考えておくことで、家全体の基本的なアイデアを定めておけます。

家づくりを進めていく中では、どうしてもハウスメーカーとの打ち合わせに疲れる場面があります。

ご自身が希望する間取りが思うようにできなかったり、予算オーバーでもう一度考え直したり、スムーズに進まなかったりすることがストレスに感じてしまうのです。

そこで、家のコンセプトを決めておくとハウスメーカーとの打ち合わせでの意見のすれ違いが起きにくくなります。

予算オーバーの場合もコンセプトに立ち返ることで、優先順位を決められるでしょう。

2つ目のメリットは、やり残しが無くなることです。

家を建てた後に友人が建てた新築に招待されて、「私の家もこの間取りを取り入れれば良かった」という経験がある方は少なくないと思います。

一度建てた家はなかなか内装を変えられないので、やり残しがないようにしたいものです。

家のコンセプトを決めておくと、理想の家に取り入れたい壁紙や家具を忘れることがないでしょう。

そのため、やり残しなく納得のいく家に仕上げられるでしょう。

3つ目のメリットは、家に統一感が生まれることです。

家づくりで取り入れたいことを実際にいくつも取り入れると家全体のまとまりが無くなり、歪さが目立ちます。

コンセプトを決めて家の軸をしっかり保つことで、家具やカーテンなどの購入がより楽に、より簡単になるでしょう。

□家づくりのコンセプトを決める時のポイント

家づくりのコンセプトを決める時は、まず生活の質を高めるところから考えましょう。

家のコンセプトを決める時のポイントは、現在の問題点・新しい家に求める点・譲れない点の3つです。

*現在の問題点

今の暮らしで生活しづらいと思うことを書き出してみましょう。

生活動線が悪いことや収納スペースが足りないといった問題点を書き出すことで、注意して間取りを考えられます。

*新しい家に求める点

「耐震性や耐熱性が高い家が良い」「自然光が入り開放感がある家が良い」などと新しい家に求める性能をもとにコンセプトを考えましょう。

家の性能は、今後のライフスタイルに影響するので良く考えておきましょう。

*譲れない点

予算がオーバーした時に備えて、絶対に譲れない点を決めておくことがおすすめです。

例えば、吹き抜けを作ることやキッチンの性能を高めることは譲れないという場合は、予算がオーバーした時にその譲れないところ以外の要素を考え直しましょう。

予算オーバーで最初からどの要素を取り入れるか考え直すのはとてもストレスがかかるので、譲れない点についてはしっかりと決めておきましょう。

□デザインのコンセプトの種類は7つ!

ここまでは暮らしの質を高めるために必要なコンセプトについて紹介しましたが、ここからはデザインのコンセプトの例を紹介します。

1つ目は、ナチュラルスタイルです。

木目調の家具を取り入れたり、床をやわらかい自然な色合いにしたりと自然素材の良さを活かしたスタイルです。

2つ目は、アメリカンスタイルです。

アメリカンヴィンテージの小物を取り入れるレトロなスタイルとコンクリート剥き出しの壁でクールなブルックリンスタイルがあります。

3つ目は、モダンスタイルです。

ガラスや金属などスタイリッシュな印象を受ける素材を使うことで、現代的なスタイルが作れます。

畳とフローリングの両方を取り入れる和風のモダンスタイルもあり、近年人気があります。

4つ目は、北欧スタイルです。

白を基調として、アクセントカラーを取り入れるおしゃれなデザインが特徴です。

また、北欧インテリアの家具も使いやすく木の温もりが感じられるのでとても人気です。

5つ目は、アジアンスタイルです。

南国のような雰囲気で、開放感がある空間を実現できます。

落ち着いた色合いで、異国情緒が漂う雰囲気が楽しめます。

6つ目は、インダストリアルスタイルです。

インダストリアルとは、「工業的な」という意味で、壁や床がコンクリート剥き出しであることが多いです。

色合いは、全体的に暗めで無機質な印象があり、クールさを演出できます。

7つ目は、カントリースタイルです。

アメリカの田舎のようなスタイルで、家全体に温かみのある雰囲気と、重みを感じる家具が特徴です。

□まとめ

今回は、家づくりのコンセプトを決めるメリットと暮らしの質・デザイン別にコンセプトの重要ポイントをご紹介しました。

家づくりの最中で立ち止まった時に振り返りやすく、ハウスメーカーに意見を言いやすくなるので、コンセプトを考える時は、ご家族と一緒にしっかり考えておくと良いでしょう。

本記事を参考にコンセプトを決めることで、今後の家づくりをスムーズに進められるでしょう。