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2023.05.21新築を検討中の方必見!使いやすい洗面所のレイアウトにするポイントを紹介!
新築を検討中の方必見!使いやすい洗面所のレイアウトにするポイントを紹介!

手洗いだけではなく、歯磨き、洗顔、メイクなどさまざまな使い道のある洗面台は、来客の目にも触れるため、レイアウトで失敗したくないという方も多いでしょう。

そこで今回は、新築の洗面所のレイアウトで失敗しないためのコツを紹介します。

□洗面所のレイアウトで失敗しやすいポイントは?

1.洗面所を設置する場所を間違えたケース

設置場所を間違えると、子どもが手を洗う前にいろいろなところを触ってしまうようなことも考えられます。

それを防ぐためには、玄関から洗面所を近づけたり、リビングを通らなくても洗面所に行けるようにしたりする間取りにすることをおすすめします。

ただ、玄関から洗面所が近くても、動線が良くないと手洗いの習慣はつきにくいです。

おすすめの動線は、玄関・洗面所・リビングの順に進める動線です。

最近では、玄関付近や廊下に洗面所を設置する間取りも人気になってきているので、ぜひ検討してみてください。

2.洗面所が狭かった

洗面所が狭いと、家族の人数が増えたり、子供が大きくなったりすることで、朝の身支度タイムに大渋滞が起こってしまうようになるでしょう。

特に女の子は小学校の高学年くらいから「前髪がうまく決まらない」「洗顔に時間がかかる」といった問題があるので、身支度にかかる時間は長くなってくるのをある程度想定しておく必要があります。

□使いやすい洗面所のレイアウトにするコツは?

1つ目は、必要な広さを確保することです。

都内狭小地の場合、できるだけリビングやダイニングなどのスペースを広くしたいものです。

そこで、広さは基本的に1畳分のスペースは確保すると良いでしょう。

やや使い勝手が悪く感じますが、洗面所の使用頻度を考慮すると、この広さでも十分という方もいらっしゃるでしょう。

少し余裕がある場合は、2畳分のスペースにしても良いです。

洗面台と洗濯機を置いてもある程度ゆとりを持たせた間取りにするには、2畳程度が必要になります。

洗面台の周りにあらかじめ造作収納があれば、収納スペースにも困りません。

2つ目は、住まいに合った設備を選ぶことです。

ライフスタイルや家族構成に合わせて、住まいにあった洗面台を選ぶようにしましょう。

シンプルな洗面台を選べば、スッキリとした洗面所にできます。

また、洗面所に置くものについても厳選すればよりおしゃれな場所に仕上がるでしょう。

さらに、洗面所にはさまざまな設備がついたものもあります。

例えば、カウンター下収納、照明、コンセントなどが挙げられます。

これらの設備がついているシステム洗面化粧台やカウンター洗面化粧台であれば、スペースを有効活用できるでしょう。

3つ目は、収納スペースを確保することです。

洗面所に脱衣所も含める場合、使用するものの量は必然的に増えます。

そのため、使用するものの量にあった収納スペースを用意する必要があります。

システム洗面化粧台を設置すれば、元々収納スペースがあるため、収納スペースを増やさなくても良い場合があります。

ただし、スペースの都合上難しい場合もあるので、その場合は造作収納を作ることをおすすめします。

市販のものを購入すれば、スペースが足りなかったり、幅にぴったりな収納棚がなかったり、少しだけスペースが空いてしまったりすることもあるでしょう。

造作収納は上記のようなトラブルがなく、限られたスペースをうまく活用できるので覚えておきましょう。

4つ目は、家事動線を考えることです。

家事はさまざまな手間がかかるため、できる限り無駄な動きを減らしたいところです。

そこで、家事で頻繁に使う場所であるキッチンや勝手口などの場所は他の場所との行き来をしやすいようにしておくと、効率よく家事ができます。

□洗面所に必要なスペースは?

洗面所のスペースを考える上で重要なポイントは以下の3つです。

1.広さは隣り合う空間で変わる

洗面室自体の空間が狭くてもランドリールームやファミリークローゼットのような広い部屋が隣にあれば、開放感を得られるとともに家事の手間をなくせます。

例えば、洋服の片付けやタオルの取り出しが効率良くできるようになります。

洗面所の広さだけにこだわらず、洗面所と隣り合う空間にも目を向けてみましょう。

2.動線・回遊性を高めるレイアウト

生活・家事移動に合った動線設計と、ご家族との衝突を回避する回遊性を意識することでスムーズな動線のレイアウトで、混雑しない空間を作れます。

特に、朝の出勤・登校時間はトイレや玄関、リビングなどさまざまな場所で混雑が起こってしまうものです。

家族のライフスタイルに合わせて動線を考えてみましょう。

3.収納は使い勝手に合わせて設計

洗面所における収納は、主に洗濯物を洗う・干す・畳む・片付けるという一連の家事負担を軽減できるスタイルであることが大切です。

日常的に使い勝手の良い収納配置にすることや「見せる」「隠す」といった収納デザインで片付けや取り出しに無駄な移動を要さないようにすることを意識して考えてみましょう。

□まとめ

今回は、使いやすい洗面所のレイアウトや、レイアウトを決めるポイントについて紹介しました。

使いやすい洗面所にするためには、必要な広さを確保したり、必要な設備を決めたりしましょう。

また、レイアウトで失敗しやすいポイントとしては、間取りや洗面所の狭さなどが挙げられるので、注意してレイアウを決めると良いでしょう。