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家に吹き抜けがある方で、そのスペースを有効に使いたいとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そのような方におすすめなのが、吹き抜けをロフトにリフォームすることです。
この記事では、ロフトのメリットとデメリット、吹き抜けをロフトにしたときの具体的な活用例、吹き抜けをロフトにするときの注意点について解説します。
吹き抜けにロフトを設けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
家に吹き抜けがあり、ロフトとして活用したい方は、以下でご紹介するロフトのメリットとデメリットを参考にしてみてください。
1つ目は、居住空間が広がることです。
上手にロフトを活用することによって、生活空間が広がり、部屋の使い方の幅も広がります。
2つ目は、天井が高いため、開放感が得られることです。
ロフトを取り入れることで、その分天井が高くなり、部屋に開放感が生まれます。
天井が高いことで、使用できるインテリアの種類も広がります。
3つ目は、収納スペースとしても使えることです。
ロフトを居住空間として使用しない場合は、収納スペースとしても活用できます。
ロフトを収納スペースにすることによって、人目につかない場所にものを片付けられます。
生活していく中でものが増えても、しっかり収納できるスペースがあるのは便利ですよね。
1つ目は、階段やはしごが危険なことです。
ロフトに行く際には必ず階段やはしごを使用します。
特にお子様やお年寄りの場合は、上り下りするときにけがをしてしまう可能性があるため、注意しましょう。
2つ目は、冷暖房費がかかることです。
ロフトを設けると天井が高くなるため、空調が効きにくくなってしまいます。
空調の効きが悪いと、それだけ冷暖房費がかかってしまうということです。
吹き抜けをロフトにしたいのであれば、具体的な活用例について知っておきましょう。
吹き抜けにロフトを設置することで、隠れ家のようなスペースが生まれます。
このスペースは、一人で過ごす時間を大切にする方にぴったりと言えます。
ロフトとリビングの雰囲気を変えることで空間にメリハリが生まれ、自分だけの空間に没頭できる場所となるでしょう。
たとえば、リビングに明るい壁紙を採用して、ロフトには異なる壁紙を選び、お気に入りの置物を飾ることで、自分好みのスペースを作り上げられます。
このような空間で本を読んだり、考え事をしたりすることで、日々の生活がより快適になるでしょう。
ロフトの特徴の一つである天井の低さは、長所とも短所とも言えます。
大人が使用する空間として活用する場合は不向きかもしれませんが、お子様の遊び場として活用する場合は、天井の高さはあまり気になりません。
低い天井は秘密基地のような雰囲気を演出し、子供たちが楽しみながら遊べるスペースとして活用できるでしょう。
吹き抜けをロフトにするときには、いくつか注意点があります。
1つ目は、階段やはしごが必要になることです。
これは、先ほどデメリットでもご紹介しましたが、ロフトを使用する際には必ず階段やはしごを通ることになります。
階段が急だと、お子様やお年寄りの方が使うときに転倒してしまう恐れがあります。
そのため、お子様やお年寄りの方がロフトを使用する際には、けがをしないか特に注意してください。
2つ目は、光熱費が上がる可能性があることです。
吹き抜けにロフトを設ける際、天井が高くなってしまうため、冷暖房の効きが悪くなってしまいます。
空気は温度によって重さが違い、温度が高いと軽く、温度が低いと重くなります。
冬に暖房を使用すると暖かい空気はどんどん上昇していくため、天井が高いと下は寒くなってしまいます。
暖房が効かないからといって、過度に暖房を使用してしまうと、結果として光熱費が上がってしまいます。
冷暖房を使用するだけでなく、断熱性や気密性を高めることで室内の温度を保つのも良いでしょう。
3つ目は、費用が高くなってしまうことです。
吹き抜けをリフォームしてロフトにする場合の費用相場としては、50〜550万円程度です。
ロフトを設ける際の費用は、こだわり次第で費用が変わってくるため、価格帯は幅広いです。
ロフトの広さや内装のこだわり具合などによっては、費用が高くなってしまうことも考えられます。
そのため、吹き抜けをリフォームしてロフトを設ける際には、事前に予算を設定し、その範囲内でリフォームを計画することが重要です。
吹き抜けにロフトを設けることで書斎スペースとして使用できたり、お子様の遊び場として活用できたりするため、おすすめです。
しかし、ロフトは多くのメリットがある一方でデメリットもあることを把握したうえで、設けるかどうか考えましょう。
ロフトに関してご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。