Column
せっかくマイホームを建てるなら、おしゃれな家に住みたいですよね。
家の外観は、その家の印象を決める大きな要因ですし、家の印象がその家に住んでいる人の印象にも繋がります。
そこで今回は、おしゃれな外観デザインをつくるためのポイントをご紹介します。
「おしゃれな外観」と一言でいっても、外観の種類によっておしゃれの基準は異なりますよね。
そこで、まず初めにおしゃれな外観デザインについて、系統ごとにご紹介します。
・ナチュラル
ナチュラルスタイルの外観は、木やタイルなど自然素材を使ったデザインが特徴的です。
白やベージュなどの淡い色をベースカラーとして用いることで、温かみのある柔らかい雰囲気にできます。
どんな方からも人気のデザインです。
・モダン
近年人気が高まっているのが、モダンスタイルの外観です。
「モダン」とは現代的という意味で、スタイリッシュでかっこいいデザインが多く用いられています。
黒やグレーなどのモノトーンカラーを中心とした外観が多いです。
・和モダン
和モダンスタイルとは、現代的なモダンスタイルと伝統的な和のテイストを融合させたものです。
白や黒、茶色などの落ち着いた系統の色に、瓦や漆喰など和の素材を取り入れることで、趣がある雰囲気に仕上がります。
・洋モダン
スタイリッシュなモダンテイストに洋風のデザインを取り入れたものもあります。
外観がとてもシンプルで、周辺の景観によくなじみやすい点が特徴的です。
・洋風
海外ドラマで多く用いられる洋風デザインの外観は、憧れる方の多いデザインです。
アーチ型の窓やレンガ造りの壁など、日本ではあまり見られないデザインと柔らかい雰囲気が特徴的です。
・アーリーアメリカン
板を重ね張りするラップサイディングや可愛らしい三角屋根が特徴の「アーリーアメリカンスタイル」の外観は、懐かしい印象のデザインです。
色使いがシンプルですが、おしゃれなデザインが多いです。
・リゾート
海外でよく見られるリゾートホテルのような雰囲気の外観もあります。
装飾自体は多くなくシンプルですが、オシャレなデザインが魅力的です。
リゾート感を向上させるためにお好みの木を植えると良いでしょう。
1つ目は、外観です。
住宅の外観は「家の顔」とも呼ばれ、周囲の人から第一印象を決める大きな要因になります。
おしゃれな外観を実現するためには、「家の形」「外壁の種類や色」「街並みとの調和」を意識すると良いでしょう。
2つ目は、外構です。
外構は、その家に住んでいる人のこだわりやセンスを存分に発揮できる場所です。
例えば、車を持っている方は、一般的な駐車場ではなく、一階部分を活用したビルドインガレージにするとよりオシャレになるでしょう。
3つ目は、窓です。
大きな窓を採用すると室内を開放的な空間にしてくれるので、おしゃれに感じられるでしょう。
しかし、ただ単に大きな窓を採用すればいいというわけでもありません。
例えば、道路に面した方向に大きな窓をつけてしまうと、車や通行人からの視線が気になってしまいます。
採光性と利便性の両方の観点から窓の設置を検討しましょう。
4つ目は、間取りです。
窓と同じように、開放感溢れる間取りを実現できるとおしゃれに感じられるでしょう。
例えば、一階と二階を連結させた吹き抜けリビングを採用すると、開放感が感じられリビングを訪れた人の心にもゆとりが生まれるでしょう。
5つ目は、内装です。
内装をおしゃれに仕上げるためには、インテリアや配色などの統一感を意識することが大切です。
また、こだわるポイントを絞ることも大切です。
一つ一つはおしゃれに見えても、すべてお気に入りのものを詰め込んでしまうと、ごちゃごちゃとした印象になってしまうことがあります。
6つ目は、キッチンです。
キッチンは、一日の中で何度も立つ場所でもありますし、毎日料理をする方もいらっしゃいます。
おしゃれさだけを意識するのではなく、利便性にも着目して設計しましょう。
7つ目は、リビングです。
リビングをおしゃれに仕上げるためには、開放感と心地よさを両立させることが大切です。
リビングは家族全員が集まる場所で、かつ来客があった時の客間として使うこともあります。
家族の意見も取り入れて設計してもらうようにしましょう。
リビングダイニングなど普段家族が使用する空間では、適切な場所に適切な収納を設けるようにしましょう。
例えば、新聞や雑誌、掃除器具、買い置きのトイレットペーパーのストックなどは、それぞれ適切な収納場所は異なるでしょう。
収納場所が適切でないと物を出したままになってしまい、おしゃれに感じられません。
特にキッチンにおいて、見せる部分と隠す部分のメリハリをつけることが大切です。
キッチンは毎日使う場所なので、毎日使うのできれいに保つことはとても大変です。
例えば、手が届きやすいところにはよく使う調理器具を置いておきたいですし、たまにしか使わない食器はパントリーなどに置いておきたいですよね。
収納できる空間には限りがあるので、見せる部分と隠す部分のメリハリを付けることで、空間を有効活用できます。
家の外観デザインをおしゃれにするためには、デザインの種類ごとに特徴を理解することが大切です。
家の外観をよりオシャレにするためには、「家の形」「外壁の種類や色」「街並みとの調和」を意識すると良いでしょう。
また、外観に合わせて家全体をおしゃれにしたい方は、ご紹介した6つのポイントに気をつけて家づくりを進めてみてください。